HIRO'Sアウトドア日記
京都〜大阪〜屋久島〜種子島 2013/5/12〜5/20
 

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日 程 : Date

2013年5月12日〜20日(上の写真=背景は屋久島の山並み)

行 程 : Course & Time

5月12日 JR鵜沼(輪行)〜JR京都(12:00)〜木津川(13:00)〜淀川サイクリングロード(15:30)〜豊中(17:20)
5月13日 電車で大阪市内へ
5月14日 伊丹空港(10:30)〜屋久島空港(12:05)〜安房(13:30)(民宿花皐月泊)
5月15日〜16日 宮之浦岳登山をご覧ください。
5月17日 安房(9:30)〜トローキの滝(10:10)〜大川の滝(11:40)〜西部林道(12:10)〜永田浜(13:30)〜宮之浦(15:30)(民宿じょうもん泊)
5月18日 宮之浦港(8:20)〜種子島西之表港(10:10)〜宇宙科学技術館(13:40)宇宙センター見学(17:00)〜南種子町(17:30)(民宿友悠泊)
5月19日 南種子町(9:00)〜島間港(9:25)(フェリー10:45発)〜宮之浦港(11:50)〜宮之浦(14:00)(民宿じょうもん泊)
5月20日 宮之浦(10:00)〜屋久島空港(10:30)(11:50発)〜伊丹空港(13:15)〜JR吹田(14:30)(輪行)〜JR鵜沼
総走行距離:259.4k 平均速度:19.0k 獲得標高:2035m(17〜18日のみ)


記 録 : Report

宮之浦岳は三度目の挑戦である。一度目は40年前、二度目は一昨年の春にいずれも縄文杉までは行くことは出来たが、色々な理由で頂上には立てていない。従って今回の一番の目的は宮之浦岳登山、二番目に自転車での屋久島一周、そしてついでに種子島縦断ということにした。

5月12日:JR京都駅までは輪行。今回の旅の相棒は昨年2月に手に入れたミニベロ(DAHON μ SL)である。理由は登山用具が余分にあること、電車、飛行機、フェリーと何回も輪行の必要があること、走行距離が2百数十キロと比較的短いことなどからミニベロを持って行くことにした。

PM12:00 JR京都駅を出発。天気は最高である。
↑ 友人のIさんと1年ぶりの再会、淀川サイクリングロードをいっしょに走る。その後河口に向け走り今日の泊まりの豊中に向かう。
 京都市内を南下し鴨川沿いのサイクリングロードをしばらく走るとやがて桂川に合流、その後宇治川、木津川に合流して淀川となる。

本日の走行:56.7k 平均速度:18.6k



月13日:今日は豊中から阪急と地下鉄を乗り継ぎ天王寺に行く。2年ぶりに会うO先輩と昼食を共にしお互いの近況や昔話で盛り上がり楽しい一時を過ごすことが出来た。

5月14日:
 離陸後10分足らずで明石海峡大橋上空を通過。淡路島もよく見える。
 豊中〜伊丹空港まではタクシーで10分程度で着く。いつものように自転車をチェックインカウンターに預け、いよいよ10:30発屋久島行きの飛行機(ボンバルデイア)に乗り込む。平日だというのにかなり満席に近い。


↑ 
四万十川河口
 高知市内と桂浜が見える。

 12時少し前に種子島上空を通過、まもなく屋久島空港に着陸だ。
 出発の準備を終え安房の民宿に向け出発。
 2年ぶりの屋久島空港に降りる、天気は快晴で山も良く見える。


 民宿到着後明日の宮之浦岳登山に備え、食料とガスカートリッジを買いに出かける。民宿の晩御飯:左手前は有名な首折れサバのサシミ、 他は教えてくれたが忘れた。この後屋久島名物のトビウオも出てきた。


 空港をでて5分位走るとカレーショップ(ハイビスカス)を見つけた。サラダ、ヨーグルト等色々ついて以外においしかった。


本日の走行:22.6k 平均速度:16.5k
 買い物のあと立ち寄った安房港にある鹿児島行き高速船(トッピー)のターミナル。鹿児島まで100分で行けるが料金は高い(片道8200円)


5月17日
↑ 屋久島有用植物リサーチパークの前で小休止。空はどんよりと曇っている。
 今日は自転車で時計回りに安房から西部林道を通り宮之浦に向かう。天気予報では日中は曇りだが東風が結構強そうである。 9:30 民宿花皐月を出発。


 名水百選の「大川の水」の前で。
 道路から少し降りたところにトローキの滝の展望台がある。周りの緑と赤い橋のコントラストがとれたなかなか良い滝である。


 大川の滝。
 名瀑百選の大川の滝、一昨年も見学しているが何度見ても良い滝である。
 屋久猿の親子、西部林道を通ると必ず遭遇するらしい。
 西部林道を上がる途中、後ろ方向の海岸線がすばらしい。


 西部林道の中心部分は世界遺産の登録地となっており、うっそうとした森の中を林道が通っている。
 屋久鹿も頻繁に現れる。
↑ 電気自動車用の充電スタンド、屋久島では電気自動車が普及しており島内に4箇所のスタンドがある。昨日の民宿でも送迎に三菱の電気自動車を使っていた。
 西部林道から見下ろす海岸、右端にかすかに口永良部島が見える。
 一昨年も来たうみがめ館

↓ 
うみがめ上陸日本一の永田浜


 ラムサール条約登録記念碑、ここはバスツアーの団体客が大勢いてけっこう賑やかである。今はちょうどうみがめの産卵時期であらかじめ申し込めば見学もできるようだ。



その後、宮之浦市街を抜け、屋久島高校の前を右折して5分ほどで民宿じょうもんに到着(15:30)


本日の走行:86.5k 平均速度:19.4k 獲得標高:1205m(屋久島の道路はアップダウンの繰り返しでフラットな道はほとんどなかった)



5月18日:
 フェリー(ハイビスカス)に乗り込む二人のライダー(後ほど宇宙センターでいっしょになる)。
 今日は8:20発のフェリー(ハイビスカス)で種子島に渡る。朝食の時、雨が降り出してきて民宿のおばさんが港まで送ろうかと声をかけてくれたので、ありがたくご好意に甘えることにした。


 西之表港から種子島宇宙センターに向けR58を海岸沿いに南下する。景色の良いところで一服。
 新潟から二人で来たというライダー(68歳)とツーショット、もう一人は70歳。話好きでバイクのことなど話しているうちに種子島に近づいてきた。後ろは種子島西之表港。

← 宇宙センターの敷地内に入りしばらく走ったところにある展望台より、きれいな砂浜の先にロケット発射台が見える。
 宇宙科学技術館の入り口にあるロケットの発射を表した植栽がおもしろい。
 同じく宇宙センターの敷地内の道路より太平洋を望む。この道路は景色は最高であるがアップダウンがきつく、予想外に時間がかかり予約してあったガイドツアーの時間に間に合わず、15:30に変更してもらった。結果的に先ほどのライダーと再会することとなった。


 大崎射場にあるH-Uロケット7号機(実物)は未来技術遺産に登録されている。
 宇宙センターの施設案内ツアーのバス、センター内は広大な為、バスで各施設を廻りガイド嬢が色々説明をしてくれる。すべて無料である。

 ロケット発射場
↑ 新潟の二人組みライダー
 


↑ 
民宿友悠に到着、明日の天気があやしいので取り合えず1枚撮っておく。
 宇宙科学技術館の前で、ここからは民宿まで約10K(30分)くらいで5:30頃には着けそうだ。

本日の走行:57.8k 平均速度:19.5k 獲得標高:830m



5月19日:

 宮之浦から島間港に着いたフェリー太陽(よく欠航になるらしい)、運賃は1400円と安い。
 朝、天気予報どおり雨だ。しかもけっこう本降りである。ただ島間港までは30分程度で行けるので気は楽である。


 車は数台乗り込んだが乗客は一人だけ。
 このフェリーは宮之浦に着いた後、口永良部島に向かう。

← 屋久島に近づいてきた。正面のとがった山は愛子岳(1,235m)名前が可愛らしい。
↑ フェリー太陽とターミナル
 宮之浦港に着くと雨も上がっており山並みがよく見える。


 文化村の後、昼食に近くの楓庵というそばやに入る。その後おととい泊まった民宿に早めにもどり今日はゆっくり休む。
 港には11:50着、時間もあるので屋久島環境文化村に入り、屋久島の四季を5年かけて撮った「屋久島〜森と水のシンフォニー」という映像を見ることにした。縦横14x20mの大型スクリーンで見る屋久島の映像はなかなか迫力があった。


5月20日:

↑ 民宿じょうもんのオーナー(奈良の出身で20年前にご主人の出身地の屋久島に来て民宿を始めたそうだ)
 今日は久しぶりに朝から晴れている。青空を見るのは宮之浦岳登山の初日以来である。 民宿の前で屋久島の山並みをバックに。


 屋久島空港に到着、後は伊丹空港に着いたら自転車でJR吹田まで走り、輪行で家まで帰るだけである。
 ふれあいパーク屋久島、後方に宮之浦港が見える。天気は最高だが今回の旅も今日で終わってしまう。


本日の走行:20.6k 平均速度:20.3k
総走行距離:259.4k 平均速度:19.0k 総獲得標高:2035m(17、18日のみ)


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