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まえおき : Preface

昨年10月、青森~新潟の時、台風により急遽、電車で新潟駅から帰宅したので、今回はその続きに加え佐渡島を一周することにした。

日 程 : Date

2015年4月22日~4月26日(上の写真は、佐渡島の最高峰、金北山)

行 程 : Course & Time

4/22 中部国際空港(18:30)~新潟空港(19:30着)~(タクシー)~新潟市内(20:00着)(ゲストハウスアンペ荘泊)
4/23 アンペ荘(5:20)~佐渡汽船新潟ターミナル(6:00)~佐渡島両津港(8:30)~赤泊~小木(12:10)~七浦海岸(15:00)(民宿敷島荘泊)
4/24 七浦海岸(7:40)~二つ亀(10:40)~両津港(13:00着、フェリー16:05発)~新潟港(18:35着)~(19:00)(ゲストハウスアンペ荘泊)
4/25 新潟(7:40)~寺泊~柏崎~上越(15:10)(きっちんやど本舗泊 )
4/26 上越(6:45)~糸魚川~親不知~魚津~富山駅(14:05着、15:10発)~高山線経由、鵜沼駅(18:30)

総走行距離:447.8k 平均速度:20.3k 獲得標高:2712m(23~26日分) 


記 録 : Report

◎4月22日:中部国際空港~新潟市



今日は新潟市内の宿に前泊するので夕方の便(18:30発)でゆっくりの出発です。
新潟便はボンバルデイアのプロペラ機で大半はビジネス客のようです。
新潟空港から市内までは8~9k程度と比較的近いので輪行のままタクシーで移動。料金は2670円。 15分ほどで今夜の宿、ゲストハウスアンペ荘到着。今日の夕食は肉と野菜たっぷりの鍋でした。アンペ荘は素泊まり1700円(連泊)夕食代320円と格安です。
寝室は相部屋でこんな感じです。この日の泊り客は3人でした。



◎4月23日:新潟市内~佐渡島両津港~小木~七浦海岸



新潟港6:00発のフェリーで両津港には8:30に着く。
船は以外に揺れも少なく快適な船旅でした。
自転車を組み立て出発の前に佐渡おけさの人形の前で記念に一枚。
姫崎に向かう途中、両津湾越しにまだ雪が残る佐渡の最高峰、金北山(1173m)がとてもきれいに見える。
島の観光名所、津神島 12:10小木港に到着、写真は観光用で有名なたらい船。
本来は女性がサザエやワカメ漁に使っているものでもう少し小さい。
昼食は小木港のフェリーターミナルで、いわのりそばを食べる。 小木港フェリーターミナル
佐渡歴史伝説館 15:00七浦海岸の民宿敷島荘、今日は小木までは強烈な向かい風に悩まされたが何とか予定の時間に着くことができた。
実は今、佐渡市ではプレミアム宿泊券(宿泊代5000円分を2500円で買える)を発行しており、しかもフェリー料金も40%割引となりかなりお得に泊まれる制度がある。
今回は、この制度を利用して1万円の宿泊代が5000円になりました。
部屋の中はこんな感じで、なかなかよかったです。
民宿の庭からはすぐ下に漁港が見える。 夕食には食べきれないくらいのあわびやサザエが付いた舟盛り(多分3~4人分はありそう)が出て大満足でした。


本日の走行:101.0k 平均速度:19.2k 獲得標高:690m




◎4月24日 七浦海岸~二つ亀~両津港~新潟市



宿の朝食もこんな感じで、腹いっぱいいただきました。 7:40 宿のご主人に写真を撮ってもらい出発する。 今日は佐渡島を残り半周するので島の最北端を目指して走ると、すぐに七浦海岸の絶景が現れる。
尖閣湾を見下ろすポイントです。 9:30 前方に見える坂道は佐渡ロングライドのコースで最大の難所、Z坂です。最大勾配は11%、高低差130mとなかなか厳しい。 同じ場所から後方の海岸線。
坂を下りしばらく走ると前方に佐渡の名所、大野亀が現れる。
大野亀は日本三大巨岩の一つで1枚の岩でできており,標高は約167メートル、夏には40万本のカンゾウの群落が有名です。
Z坂を5分も上がると突然見事な滝が現れる、名前は「五段の滝」と言うらしい。 SADO二つ亀ビューホテルのロビーで休憩、窓の下には二つ亀の絶景が広がります。

10:40 最北端の手前にはもう一つの名勝、二つ亀がある。ミシュラン観光ガイドに二ツ星に認定されている 国定公園です。
最北端にある弾崎灯台です。
1957年の映画『喜びも悲しみも幾年月』の舞台になった灯台としても有名です。
廃校になった小学校がダイビングセンターに利用されている。
13:00 ようやく両津港の近くまで到着、
手前は加茂湖奥に見える山は金北山。
両津のフェリーターミナルにあった本物のトキの巣、意外に大きい。 新潟行きの高速船、ジェットフォイル。新潟まで1時間5分で着くが運賃は6520円とバカ高い。
16:05発のカーフェリーの乗り込む人の列。
意外に混雑している。
5000Tを越える大型カーフェリーでほとんど揺れはなかった。 18:35に新潟港に到着、アンペ荘までは約2k。途中の橋からの新潟の夜景。


本日の走行:94.2k 平均速度:20.1k 獲得標高:735m




◎4月25日 新潟市~寺泊~柏崎~上越



アンペ荘の朝食、何と240円でこのボリューム。サイクリストには非常にありがたい。 アンペ荘はビルの9階にあるので自転車はエレベーターで上げ、廊下に置かせてもらいました。 7:40 アンペ荘のあるビルの前、
新潟市のシンボル萬代橋はすぐそばにある。
9:00 越後七浦シーサイドラインから見る角田岬灯台。 10:00 寺泊で有名な角上魚類の
店の周辺は観光客であふれている。
寺泊の佐渡島赤泊港行きフェリーターミナル、佐渡島までは最短距離である。
寺泊水族博物館 良寛生誕の地、良寛の母の国佐渡ヶ島を見つめるように座っている良寛像があります。
11:20 道の駅越後出雲崎天領の里。 東電柏崎刈羽原発のサービスホール、
原発の建物は見えない。
上越市内に入ると関川に架かる謙信公大橋、宿はもうすぐです。
15:10 今日の宿、きっちんやど本舗に到着。今日は午前中南よりの向かい風で少し疲れました。 きっちんやど本舗の部屋、必要かつ十分である。2食付6100円とリーズナブル 夕食もボリューム満点でしっかりとエネルギーを補給する。

本日の走行:126.6k 平均速度:20.4k 獲得標高:913m




◎4月26日 上越~糸魚川~魚津~富山駅



6:45 今日は富山発15:10のワイドビューに乗るので早出をします。車の少ない上越市内を抜けると久比岐自転車道の入口がある。 久比岐自転車道は旧国鉄北陸本線の線路跡地を利用した、国道8号に沿って走る自転車と歩行者の専用道路です。 上越市虫生岩戸から糸魚川市中宿まで全長約32kmの距離で、海沿いを走る為、景色は最高です。 途中には休憩ポイントもあり、
案内図等も完備されている。
往時はSLが走っていたトンネル。
風情のあるトンネルが何箇所もある。
7:45 ちょうど1時間で糸魚川市に入る。 8:20 道の駅マリンドリーム能生で休憩
川の向こうには真っ白な山がきれいに見える。 8:50 自転車道の終点に着くとすぐ脇にローソンがあったのでモーニングコーヒーで休憩。 富山の県境までは8号線を走るしかない。
糸魚川の市内を抜けると姫川を越える。
親不知ピアパークで休憩、大きな亀の前で写真を撮ってもらいました。
親不知の展望台、断崖絶壁の海岸線がよく分かる。 8号線の天険トンネルは車が多く自転車用の道が海側にある。 自転車用の道路を走るとこんな絶景が拝めます。
素晴らしい海の景観。
越中と越後の国境にある境橋。 10:50 新潟市内から190K走りようやく新潟県を脱出する。 富山県に入ってからは8号線を離れ地方道を走る。途中のヒスイ海岸で休憩、日曜のせいか意外に人がいる。
黒部市内の橋の上からは雄大な剣立山連峰がよく見えました。
滑川市内のほたるいかミュージアム、
富山湾の「ほたるいか」をテーマにした世界で唯一のミュージアム。
14:05 目的地の富山駅到着、
北陸新幹線の新しい駅はとても大きくきれいになっていました。
高山線のホームの時刻表、新幹線のホームの隣だが売店もない。 15:10発の名古屋行きワイドビュー飛騨、日曜だが乗客は数人しかいない。今回は天候に恵まれ雨の心配もなく無事走りきることが出来ました。

本日の走行:126.0k 平均速度:21.2k 獲得標高:375m




総走行距離:447.8k 平均速度:20.3k 獲得標高:2712m(23~26日分)
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