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まえおき / Preface

今年の秋の山行は会社のOBでワンゲル同好会で何度も一緒に山に行ったO先輩と皇海山に登ることになった。
我が家からは車で400k以上もある遠方の山なので、ついでに近くにある赤城山と武尊山には単独で登ることにした。

データ / Data

登山日 : 2013/9/18〜21(20日は移動日)
山 名 : 赤城山/皇海山/武尊山(百名山連続登山)、上の写真は「皇海山」
読 み : あかぎさん/すかいさん/ほたかやま
標 高 : 1828m/2144m/2158m
地形図 : 赤城・皇海・筑波/谷川岳・苗場山・武尊山

コース / Course

9月18日午前 赤城山
  駒ケ岳登山口--35--駒ケ岳--30--黒檜山頂上--35--黒檜山登山口--10--駐車場
9月18日午後 皇海山
  銀山平--60--一の鳥居--70--庚申山荘(泊)
9月19日
  庚申山荘--65--庚申山--120--鋸山--35--不動沢のコル--40--皇海山頂上--60--鋸山--50-- 六林班峠--150--庚申山荘--115--銀山平(国民宿舎かじか荘泊)
9月21日 武尊山
  武尊神社--30--剣ヶ峰山分岐--40--寺子屋沢避難小屋--70--武尊山頂上--40--剣ヶ峰山--75-- 剣ヶ峰山分岐--30--武尊神社

端数は5分、10分単位で切り上げ。休憩時間は含んでいない。

記 録 / Report

★9月18日  晴れ

午前 赤城山
  駒ケ岳登山口--35--駒ケ岳--30--黒檜山頂上--35--黒檜山登山口--10--駐車場
午後 皇海山
  銀山平--60--一の鳥居--70--庚申山荘(泊)





   
前日夕方、赤城山登山口近くの駐車場に着き車中泊。広い駐車場でトイレもあり便利だ。 5:50 左回りの周回コースを取り、
駒ケ岳登山口を出発。
まもなく長い鉄製の階段を上がる。

覚満淵が木々の間から見える。 今度は一面の笹の中を木製の階段を上がる。 6:25 駒ケ岳(1685m)に到着。

駒ケ岳からのパノラマ、遠くに桐生市の町並みが見える。
登山道左手には大沼(おの)が見えてきた。 大タルミからの黒檜山。 黒檜大神石碑。
7:15 黒檜山頂上(赤城山最高峰)到着
(百名山76座目)
黒檜山頂上、
右奥に木の間から日光白根が見える。
手前に小沼(この)、遠くに富士山が見えた。
正面は日光白根、右のピークが皇海山。 大沼に向かって降りる途中、
正面は地蔵岳(1674m)と手前に赤城神社。
7:50 黒檜山登山口到着、車道を10分歩いて
8:00 おのこ駐車場に戻る。この後、皇海山登山口の銀山平に移動。




11:00集合場所の銀山平(国民宿舎かじか荘)到着、Oさんと合流し昼食後12:25登山口出発。 しばらく林道を歩くとショベルカーの土砂を除く作業に遭遇、5〜6mの水溜りをショベルに乗って移動する。 天狗の投石、
誰かが積み上げたような石の山だ。
13:25 一の鳥居到着、鳥居の左はソロの登山者で庚申山荘で我々と一緒に泊まることになる。 登山口から百丁? 鏡岩の前で一服。
夫婦蛙岩、このような巨石群が次々と現れる。 14:40 庚申山荘到着、とても無人とは思えない立派な山小屋である(2000円/泊)。 寝室とは別に食堂もあり、屋内に炊事室も完備していた。寝室にはふとんもあり至れり尽くせりの快適な山小屋である。

★9月19日  晴れ

庚申山荘--65--庚申山--120--鋸山--35--不動沢のコル--40--皇海山頂上--60--鋸山--50-- 六林班峠--150--庚申山荘--115--銀山平(国民宿舎かじか荘泊)

5:15 まだ薄暗い中、庚申山荘出発、気温は10℃前後で以外に寒くない。 庚申山への上りは大きな岩の間をハシゴで登る。
巨大な岩の間を縫うように進む。 垂直に切り立った一枚岩に圧倒される。 6:20 庚申山(1892m)到着。

庚申山頂上北側の大展望、正面に皇海山、後方には燧ケ岳、日光白根などがきれいに見える。
皇海山が近くなってきた。 薬師岳、看板がなければ通り過ぎそうなピーク。

鋸山手前からのパノラマ、中央に皇海山、左に鋸山。
初めてのクサリ場を降りる。 8:30 鋸山(1998m)到着、
雲ひとつなく最高の天気である。
9:10 不動沢のコル、群馬県側の不動沢コースとの分岐になりこちらのコースから登れば日帰りが可能となる。
9:55 皇海山頂上到着(百名山77座目) 山頂は樹木に囲まれており眺望は利かない、
不動沢コースを登るとほとんど展望のない登山になってしまう。
反対側から見る鋸山、名前の由来が良く分かる。 13:25 六林班峠を過ぎると背丈ほどの笹薮が延々と続く。笹の背が高くて足元が見えずルート確認も手間取り、何度も石や倒木に足を取られる。庚申山荘には15:00着いてコーヒー休憩を取ったあと17:15にようやく銀山平登山口到着。12時間の長い一日であった。
今日は国民宿舎かじか荘で泊まり温泉で登山の疲れを癒す。
山の中の宿にしてはまずまずの夕食。
源水仕込みの地元の酒、名前は「皇海山」。
Oさんいわく、おいしいが値段が高い。


★9月20日  晴れ

翌日の朝、かじか荘の前で。今日はみなかみ町の湯檜曽温泉まで車で移動する。 湯檜曽の宿あべ。 ボリュームたっぷりの豪華な夕食、これで2食付6500円は超お得。朝食は朝早いので弁当にしてもらう。

★9月21日  晴れ

武尊山
  武尊神社--30--剣ヶ峰山分岐--40--寺子屋沢避難小屋--70--武尊山頂上--40--剣ヶ峰山--75--剣ヶ峰山分岐--30--武尊神社


5:40 武尊神社登山口出発。
駐車場には車が20台位止まっていた。
すぐに武尊神社通過。 6:10 剣ヶ峰山分岐通過。
ブナの大木、原生林の中を登る。 先日の台風で根こそぎ倒れたブナ。 6:50 寺子屋沢避難小屋で小休止。
クサリのある岩場、見た目より登りやすい。 クサリ場の横の岩場、
紅葉が少しづつ始まっている。
後方の山並みがとてもきれいに見える。
武尊山がずいぶん近くなってきた。 右手には剣ヶ峰山も姿を現した。 8:05 武尊山頂上到着(百名山78座目)
一昨日登った皇海山。 頂上より正面に中ノ岳、右は前武尊。

頂上からのパノラマ、左から中ノ岳、家ノ串山、前武尊、右手は剣ヶ峰山。
剣ヶ峰山への尾根道から武尊山を望む。 同じ所から剣ヶ峰山を望む。 剣ヶ峰山に続く快適な尾根道。
9:15 剣ヶ峰山頂上到着。 仙台に単身赴任中で今回静岡の自宅に帰る途中武尊山に来た男性、かなりの健脚者でこの後登山口まで話をしながら下山した。彼も百名山を目指しているそうだ。 しゃくなげの向こうに見える武尊山。
10:45 剣ヶ峰山分岐、今から登るご夫婦。 11:15 駐車場到着、車がかなり増え駐車場が満杯になっている。コースタイム約7時間半のところを休憩を含めほぼ5時間半で降りた。皇海山の難コースの後だったせいか、ハイキングのように快適な登山であった。

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